2022春節！

補足など

2022年2月1日は旧暦のはじめ、春節でした！『呂氏春秋』読んだ後に調べものしてて、今年はちょっと珍しくて面白い年だな〜って思ったので描いた・書いたもの。（くわしくは補足の画像のほうへ）なお道家さんの服装はお祭り感覚で盛ったものなのでなんらかの由来があるとかではありません。
ちなみに、「立春」という言葉について、漢文的には「春が立つ」ではなく(漢文だと主語は前にあるため)動詞＋目的語の「春を立てる」なんだろうな〜と漠然と思ってたんですけど、調べたらわりとそういうかんじみたいで面白いな〜となってるし、Q:誰が立てるんですか？　→A:王……っていうのもわ〜中国思想っぽい〜〜っとなって面白い。なんかこう、「自然の現象を人間が司ってる」とする姿勢(?)が妙に好きなんですよね……対して日本だと「春立つ」ってことばが古文にでてきて「春になった」意味合いで使われてるっぽいのにも感覚の違いみたいなのが感じられて面白いな……となっています。
蛇足ですが、国語の教科書にも載ってる川上弘美さんの随筆「立ってくる春」では、立春は”春が立つ”ことだと言及されてたり幼いころの筆者が”立ってくる春”について想像を巡らせてたりしてて、これはこれで現代的な感覚っぽくて面白いなと思います。