雨の日

雨の日の顕学コンビのお話。
成立としてはだいたい100年くらいの差がありますが、一応同学年設定
儒家と墨家、どちらも優しいんだけど、その優しさの範囲の違いが個人的にいろいろ考えたくなります
濡れるの慣れてる～のくだりは『墨子』公輸篇と、それをもとにした魯迅の短編小説「非攻」から
魯迅の小説は国語の教科書の「故郷」しかり、わりと重たい気分になるものが多いのですが（でも好き）、
「非攻」や「出関」など、故事をもとにした「故事新編」というシリーズは長さ的にも内容的にも
とても読みやすいのでこっそりと推しておきますね…！

話自体もお気に入りなんだけど、見返したら1コマ目が一番お気に入りかもしれなくて1人で笑ってました
法家さん名家さんは毎朝校門前でバトルしてるよ(無論だいぶ後者の分が悪い)